DIYでポストフェンス設置
生垣からウッドフェンスへ
我が家の玄関横外構は生垣なのですが、枝葉は伸び続け、毎年剪定は定常業務。常緑樹ですが、落ちた落ち葉の回収も面倒。
わが夫婦もアラフィフとなり、いずれジジババになって真夏の選定をするのはきついなぁということで、生垣をやめて手のかからないフェンスに変えようと発起。
これまで花壇他の庭をDIYでやってきたので今回もDIYで挑戦!
ただ今までは人様の目に入らない庭だったけど、今度は通り沿いの皆の目に留まる場所なので、しっかり作らないと恥ずかしいことになる~
ポストフェンスの選定
ではどんなフェンスにしようか。
アルミのフェンスは味気なく、メーカー汎用のウッドフェンスもピンとくるものが無い。どこかで見た、木材を立てて並べたようなシンプルなものが良いのだが、ネットでカタログ探してもセットでは見当たらない。
じゃぁバラで作るしかないか!
天然木はいずれ腐ってきて塗装だの手間が掛かるから、アルミポストか人工木で探すと、エコウッドなるものにヒット。
メンテナンス不要の人工木60角ポスト1200ブラウン - エコウッド
雰囲気、寸法もほぼイメージ通りなのでこれに決定。
(ホントは高さ1500が欲しかったが…)
ポスト幅が60mm、間隔を60mmとして、生垣の幅が3500あるので28本注文。
取付はブロック固定金具があるので、地中にブロックを埋め込んで留めよう。
ということで金具も28個発注。
生垣伐採
フェンスを作るのはいいが、まず今の生垣を片付けないといけない。
以前1本だけ抜いたことがあったが、硬い土を広く根が張っていて、根っこを抜くのがえらく大変だった。
憂鬱・・・でもやらないと始まらない。
まず枝葉の部分をせっせと切っていき、根っこの上で鋸でばっさり。
まず1本。
次々に枝木をカット。だいぶスッキリしてきた。
面倒な根っこを掘り起こす。根が張っているため簡単には抜けない。
周りを掘り起こして、先を研いだスコップで根を切りながら掘り深め、コンクリの塊(写真左奥)で横から叩いて揺らし、スコップを梃子にして抜いていく・・・超重労働。
何とか通り側は全部掘削完了!もうぐだぐだ・・・
スコップを梃子にして無理やり掘り起こしていたため、スチールのスコップが遂にぐにゃりと折れ曲がってしまった。あ~あ。
スッキリというかスッポンポン
切った木と根っこをゴミサイズに裁断するのも大変。始めは鋸で切っていたけど、鋸歯にすぐヤニが詰まって切れなくなる。最後はチップソーを買って細断。最初からこうしておけばよかった・・・。
ではいよいよフェンスの施工。
ポストフェンス施工
フェンスの設計
フェンスレイアウトを設計。Excelでお絵描きして作図します。
ポーチのレベルに土を上げて金具が埋まるように深さを設定。
フェンス基礎施工
まずはフェンス基礎の施工だが、ブロックの調達。
通常の穴あきブロックでも大きさは合うけど、ポストフェンスにするには据え付け精度が要るので、基礎精度が悪いと上物がそろわないため、作りの良さそうなものを選定。
場所と深さをラフに掘削した後、据え付けラインを出すために水糸張り。
水糸を基準に深さと範囲を掘削してタンパーで堀り固め、更にレベルを確認・調整。
ブロックなどの基礎作りをする際はタンパーがあると便利。最初は不要なブロック等で圧接していたが、タンパーを調達して効率倍増。モルタルを良く扱う人にはお勧め。プロではないので木製の安価なもので十分。
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バラスを敷き詰め、更にタンパーで圧接、レベルを再調整。
レベル、水平を確認しながら順次ブロックをモルタルで固定。(右側の金具は仮置き)
ポストフェンス取付
エコウッドのポストは塗装されているし、人口木なので塗装も不要ですが、色合いを変えたいので木製塗料で塗装。(左は塗装前、右が塗装後)
いよいよポスト取付ですが、金具にポストを4面ビスで留める必要があり、金具同士をほぼくっ付けて留めるため、先に金具を固定してしまうとビス止めのためのドライバーが入らない。ということで金具に予めポストを取り付けておき、それをブロックに取り付けることにしました。ちょうど花壇のブロックが同じ幅だったのでここで組み立て。
なお鉄製の取付金具はずっと土中に埋まるため、塗装はされているけど錆止め塗料を再度重ねて上塗りもしておきます。
こうやって組み立てた金具とポストを順番にブロックに取付。
並びの精度を出さないと出来上がりがガタガタになってしまうので、1本1本垂直の精度を微調整しながら固定。
金具の製作精度が悪く微調整に苦心・・・。普通はこんな使い方しないだろうからしょうがないか。
金具を土で埋め戻して完成!
途中の写真が無いのでいきなり完成ですが、ここまで大変でした・・・垂直精度を出すために何度も取り付け直しの繰り返し。
並びの精度もまぁまぁいいでしょう。
こんな感じに仕上がりました!
掛った費用
・ポスト:55000円
・金具: 27000円
・セメントその他
合計:約10万円でした。
生垣の伐採開始からGWもフルに使って、まる1ヵ月でようやく完成!
ポストフェンスの泥はね対策
ポストフェンスの根元は土のため、雨が降ると泥水が跳ね上がってポストが泥だらけ。
せっかく塗装もしてるのに、こんな感じで根元は泥で真っ白。
砂利をただ敷くだけではいずれ砂利が泥だらけになって同じことになるので、コンクリの枠を作ってそこに砂利を投入します。
まずは埋め戻した土をもう一回掘り起こし。
また取り付け金具が出てきました。
金具の周囲に、固まる土の堰を作ります。
固まる土とセメント、要らないレンガで堰を作っていきます。
最初から作っておけば良かったのですが、後から作るので地味に大変。
地味なので詳細工程は省略して堰の完成。
表側は不要の薄レンガで作成。
ポストフェンス手前のエリアを固まる土で施工する。
固まる土は30mm厚として、レベルは2/100の水勾配を付けて、水糸張り。
篩にかけた土を下土にして均していき、タンパーで圧接しながらレベルを確認し、ラフに平坦を出しておきます。
下土完成。
後は固まる土を投入。レベルを確認しながらコテで平坦を出しながら圧接していきます。まず半分やって散水して固定。
残る半分も土施工。
後は白砂利を投入して完成。
やっとこれで泥はねからも解放。
次はお隣さんとの境のフェンス作りです。
エコウッドのプレートでDIYフェンス施工。ポストフェンス根元の砂利敷き。 - reikyonpp’s blog