れきょぱのDIY紀行

DIY記録を書いていきます。誰かの参考になると幸いです。

 

ガス台周りのコーキング補修

1.経緯

築15年、ガス台から流し周りのコーキングが劣化し、キワが浮かび上がってきました。コーキングは新築時や外壁塗装時に仕上げが悪いと言って業者に手直しを言ってきていたため、素人が簡単に手を出してうまくいかないとは分かっていたので、なかなか踏ん切りがつかずにいたのですが、ついに重い腰を上げてコーキングのやり直しをすることとしました。

 

2.事前準備

(1)道具の準備

ホームセンターにはコーキングガンとそのためのボトルが多数売られていますが、今補修せねばならない箇所は僅かであり、家じゅうのコーキングをやり直すつもりは無かったので、小補修用の小さなコーキングキットで手始めにやってみることとしました。

(後で考えるとコーキングガン1式を用意しても良かった。。。)

 なおコーキングに関しては全くの素人のため、ネットでDIYコーキングのやり方を予習したところ、以下の手順で行います。

 ①既設コーキング除去

 ②マスキング

 ③コーキング

コーキング後のヘラの選定などの注意もありましたが、キットに付属のヘラで作業するため、これで頑張るしかありません。

(2)コーキングの練習

経験ゼロで一発本番になるため、一度練習をしておきます。(写真撮り忘れました)

要らない段ボール箱を組合わせて90度の角を作り、そこにコーキングをしてみます。

本番同様に角面から5㎜程の所にマスキングテープを貼り、その間にコーキングを注入、ヘラで均していきます。均一な力で均一な速度で均していかないとすぐムラになるため、そこを注意していきます。

 

3.既設コーキングの除去

さてまず既設コーキングの除去です。

既設除去からコーキングのために必要そうな道具を倉庫から引っ張りだしました。

既設コーキングを切るためのカッターナイフ、その後のコーキングを取るためのマイナスドライバー、ピン、ラジオペンチ、コーキングの残りをこさぎ落とすためのスクレーパー(でかい物しか手元に無く)、鋼尺、マスキングテープ。

まず、既設のコーキングに沿ってナイフで切れ目を入れます。通常は90度の2面にコーキングされているケースが多いはずですが、それぞれの面に沿って、面から剥がすように切れ目を入れていきます。2面両方から切れ目を入れたら、後はコーキングを取り除きます。ただ中々綺麗に切れ目を入れる事も難しいため、綺麗にコーキングを取ることも難しいです。ドライバーやピンで端部を引っ張り出してそこをラジオペンチでつかんで引きはがしていきます。綺麗に取れると気持ちが良い~。

 

4.コーキング

既設が取れたら、次はマスキングです。

マスキングテープでコーキングする箇所を各エッジから5㎜~7㎜程度の幅を持たせてマスキングテープで貼っていきます。コーナー部はテープを貼り合わせてなんとなくRを作っていきます。

マスキングができたら、いよいよコーキングです。

既設コーキングが2面の隙間奥まで除去できていたら、奥までコーキング材が充填されるように絞り出しながら、均一に盛っていきます。乾燥が早く、乾き始めると表面の均しが難しくなるため、一度にあまり長い距離を行わないようにします。ある程度の直線が盛り終わったらヘラで均していきます。今回は付属のヘラで均します。(やはり付属の物はあまり良くなかったです。ゴムヘラを買った方が良かったかな。)乾燥する前に手早く均して聞きます。ある程度綺麗になったら、乾く前にマスキングテープを剥がします。基本はこれで後は乾くのを待つだけですが、マスキングのキワの部分で盛り過ぎの状態だとテープを剥がした時にめくれ上がった形になってしまいます。また途中でいじくり過ぎて表面が乱れてしまった箇所も作ってしまいまいした・・・涙。

このような場合は後で指で修正するしかありません。指先に中性洗剤を付けて固まりかけたコーキングの表面を均していきます。これである程度は綺麗になりますが、最終手段と思った方が良いでしょう。上の写真の場所はこの位にはなりました。

さすがに最初から綺麗にはいきませんが、まずまずでしょうか。

2回目に行った下の写真の横方向直線部の場所はある程度綺麗にできたかと思っています。

反省点は多いですが、機会あれば他の場所へもトライしていきます。