れきょぱのDIY紀行

DIY記録を書いていきます。誰かの参考になると幸いです。

 

モニタースタンドの作成

モニターのかさ上げ

会社のノートPCに別置きモニターを用意したが、ノートPCの横に置くと机を占有してしまい、ノートPCの奥に置きたいがノートPCの画面とモニターが被ってしまいモニター画面の全てを見ることができない。そのためモニターの高さをノートPCの上になるように高さを合わせるスタンド(置き台)を製作することとした。

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スタンドの寸法調査

現在ノートPCにモニターの被っている寸法を測定し、スタンド高さを100mmとした。

幅と奥行きはモニター台座の寸法に合わせ、幅220×奥行150とした。

 

スタンドの作成検討

高さ100㎜のため物置に残っている木材の残材で作成することとした。

本棚を作製した時の板厚t25mmの端板があるため、それを4枚重ね合わせて作る。

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寸法に合わせて切り出し、2枚ずつ張り合わせ、その2枚セットを更に2つ貼り合わせて厚さ100mmのブロックとする。

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しかし手でカットした木材の寸法は正確ではなく、切断面も垂直ではないため、4枚重ねした木のブロックは端面がガタガタである。このブロックをしっかり固定できるバイス台でもあればカンナで削れるのだが、バイス台が無い・・・

このモニタースタンドは会社の机上に置かれ他の人にも見られるため、外観も美しくしたい。そのため積層した端面に化粧板を貼り合わせることとした。t4のべニア板の残材があったため、それを正面と側面に貼る。角の合わせ面にべニア板の断面を出したくないため、合わせ面は45度に削り落とし、頂点で合わせることとした。

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母材のブロックを可能な限りカンナ等で端面を揃え、化粧板を貼り合わせていく。

3面を貼り合わせたら全体を紙ヤスリで研磨していく。比較的表面は綺麗なため#120から#400のペーパーで整え、母材ブロックの作成は終了。

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ブロックの塗装

完成した木材ブロックの塗装を行う。黒を基調として、アクセントに側面はマホガニーのニスを塗ることとした。

剥離箇所の補修

仕上げの加工をしている時、べニアの表層の一部を剥がしてしまった。目立つ部分であるため接ぎ板での補修を行う。剥離した個所の周囲を一回り大きく綺麗にカットして剥がす。剥がした箇所と若干大きめの接ぎ板を別のべニアから切り出し、剥がした場所に合わせて加工する。きっちり合う大きさに加工出来たらボンドで貼り合わせる。固定したらやすりで余分な部分を削り落とす。

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塗装

塗装を重ねていく。黒のペンキは2~3回塗れば十分だが、ニスはかなりの回数を重ね塗りしないと色は出ない。下の写真、左側は塗装1回目、右は2回目。

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下の左側で5回重ね塗り、右側で8回目。

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十分色が付いたため表面を研磨する。耐水ペーパー#2000で研磨して、表面の塗りムラや木目からの凹凸などを平坦化する。完全に平坦にしてしまうと木目感も無くなってしまうため、適度に研磨を進める。

また、天板の化粧板との境界が凹になって目立っていたため、ペンキを重ね塗りして凹部を埋め、ペーパーで研磨して平滑にする。

裏面に滑り止めのゴム座を両面テープで貼って完成。

(下左は最終塗装前の水研ぎ後。右は裏面ゴム)

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完成。

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モニターを乗せてもサイズはバッチリ。ノートPCとの高さバランスもOKでした。

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下地の無い石膏ボードの洗面所への棚板の取付け

1.洗濯機上のデッドスペース

我が家の洗面所の洗濯機の上部は何も使われておらずデッドスペースになっている。一方で趣味のように1日に数回洗濯している妻は、少し離れた洗面台下から洗剤をその都度えっちらと運んでいるため、洗濯機上に洗剤用の棚を付けることとした。

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2.棚板の選定

以前本棚を作った時のパイン材が多量に余っていたため、初めはその板を切り出して、白色に塗装して棚板を作製した。しかし、あまり考えずに強度を優先して板厚24mmの板を切り出して棚板を作ったのだが、板が重い・・・。加えて棚を取り付ける洗濯機上部の壁面を調べてみると、下地の間柱がほとんど無く、石膏ボードに壁紙が張られている場所のため壁面の強度が無く、これでは洗剤を置くどころか棚板の自重すらも保持できずに落ちてしまいそうであった。(実際同じ洗面所の別の場所に小さな棚板を付けていたのだが、そこも石膏ボードだけの場所で棚受けのネジがすぐに抜けてしまい、重い物が置けなくなっている…)

そのため、作った棚板は塗装を10数回重ねて行った苦心策だったのだが使うのは諦め、ホームセンターで売っている既成の化粧板を使うこととした(ぴえん)。板厚16㎜、母材はSPFかな?ラッカー被膜あり、ま、それなりの物ではある。

使い勝手を考えると極力手前に物を置けるようにしたいところだが、先述のように壁強度が無いため、モーメントを抑えてあまり手前に置かないように奥行はおさえ、強度と使い勝手を考えて奥行は350mmとした。板幅は既成が600mmしかなかったが、これで丁度良い大きさであった。

3.棚受けの選定

3-1.石膏ボード用棚受け

先述のように棚板を付ける場所の壁面は間柱が無く、石膏ボードに板を預けねばならない。ただ、今どきはそのような場所は少なくないため、ホームセンターにはDIY用に色々な石膏ボード用の棚板ブラケットが販売されており、その一つを選定した。石膏ボード用の受けは1つの支持部に3~4本の細いピンをそれぞれ交差するようにボードに打ち込むことで、石膏ボードに負荷を分散させて重量を保持し、かつボードを破損させないように考えているらしい。取付の状態は後程説明します。

なお取説には耐荷重6kgまでとあるが、この種の石膏ボード用の棚受けを使うのは初めてで信頼性が分からず、かつこの棚板には液体洗剤などの重量物を置く可能性もあるため、他の棚受けも更に併用することで安全率を上げることも検討する。

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3-2.棚板取付け部の下地調査

まず棚板を取り付ける壁面を詳細に調べる。以前何のために買ったか忘れたが、壁面下の間柱(下地)があるかを調べる道具が我が家にあったのを思い出した。

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壁紙の上から先端の白い部分を突き刺すと中から針が壁面に突き刺さり、石膏ボードのみだと最後まで刺さってしまうが、下地に当たるとそこで針が止まり、下地まで何mmか分かるものである。コンコンと叩いていっても下地の有無は大体は分かるが、あまり正確ではない。

今回棚板を取り付ける場所はコーナー部のため壁面にL字型で接するが、このL字面周辺を上記の器具で調べると、やはりほとんど間柱が無い。唯一、コーナー部の1辺側わずかの幅に間柱があった。構造上コーナー部には間柱があるだろうと想定してのことではあったが、事前にコンコン叩いて調べた際はコーナー両面とも下地があると感じ、念のために針で調べたのだが、実際には一方の面には下地は無かった。この器具で調べて良かった・・・。

3-3.棚受けの追加

コーナー部のみには下地があることを確認できたため、ここに通常の棚受けを追加する。これが唯一ネジが立つ、信頼できる棚受けとなる。ただ間柱部が20mm程と細いため、棚受けも細身で肉厚の強度のあるものを選定する。

これで概ね問題無いとも思われるが、長年重量物を置くため、より信頼性を上げるべく、更に2枚の通常の棚板を石膏ボード上にネジ留めとなるが追設することとした。

(下の写真の右下の小さな棚受けは結局未使用)

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3-4.L型棚受けの注意

1セットの棚受けを使用するなら気にする必要は無いかもしれないが、市販のL字棚板は必ずしも直角ではない。物によっては耐力を上げるためかわざと仰角を付けていることもあるのかもしれない。

今回のように棚板を水平にセットし、複数の棚受けを異なる向きで組み合わせて使う場合は、L字棚受けを全て90度に合わせておかないと棚板の負荷を均等に受けられなくなる。実際今回の棚受けは(調整前の写真を撮っておけば良かったが)角度がバラバラで全く合っていなかった。そのため事前に棚受けを押し曲げ、それぞれが直角になるように調整を実施した。

4.棚板の取付け

4-1.棚取付け位置のケガキ

棚板を取り付ける高さは、一番使うことになる妻に使い勝手を確認してもらって決定。

高さの基準点を壁面コーナー部にマーキングし、水準器を使って、水平に棚板のケガキを実施。

下の写真は見づらいですが、後で消せるように鉛筆で壁紙に罫書き。

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4-2.棚受けの板への下穴開け

用意した棚板受けの取付位置を予め決め、棚板や壁面に罫書きを入れ、下穴を開けておく。特に棚板へのネジ止めは体勢的に後からでは非常にやりづらくなると思われるため、予め下穴を開け、場所によっては先にネジ止めをしておいた方が良い。

まず棚板へ棚受けを取り付ける位置を決める。コーナー部の棚受けは間柱の位置が決まっているため、取り付ける場所は自然と決まる。

次に石膏ボード用棚受けの2本は、全幅に対して概ね全体を3等分して配置。

更に、追加の通常棚板の配置を決める。棚板背面側はボード用棚受け等があるが、通常物を置きたい手前側の負荷を受けるため、側面側から棚受けで支持する。

これで終わるつもりだったのだが、もう一つ通常棚受けがあったため、ボード用棚受けの間に追加することにした(配置のバランスが悪いのは施工後に追加して付けた為...)

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棚板を壁に取り付ける前に板へ棚受けの位置を罫書き、孔の位置も罫書き下穴を開ける。なお上の配置図は上から見たイメージの図であるが、実際には棚受けは板の下面に付くため、棚板へのケガキ図は反転させて実施しています。

今回用意した石膏ボード用の棚受けは通常と違って、L字の壁側の縦の面は棚板の上部に向けて取り付け、水平部の上に板を乗せるようになっているため、縦板が棚板の背面を通り、棚板は背壁面に密着できず棚受けの厚み分8mmだけ隙間が空く。この寸法に気づかないと棚受けの配置と穴の位置を間違えて下穴を開けてしまうところだった。

最後に棚板へネジを取付けるのは非常にやりづらいため、罫書いたネジ穴の位置にキリで下穴を開けた後、棚受けをセットしてネジで”仮止め”まで行った。

(下の写真はボード用棚受けは罫書きのみで仮付け前の状態)

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この時点では棚受けは”仮止め”のつもりだったのだが、後からやりづらい体制で棚板にネジ止めするなら、棚受けを付けた状態で棚板を壁に取り付けても良いかと思い、このまま棚受けを付けた状態で壁に棚板を取り付けることとした。

4-3.壁面へのネジの下穴開け

棚受けを壁面へ取り付けるための下穴を開ける。

予め罫書いた壁面の棚板位置へ棚受けを取り付けた状態の棚板を合わせてセットし、各方向の水平度を再度確認・調整した上で各棚受けのネジ穴位置を壁面に写していく。全ての棚受け穴位置を罫書いたら、棚板を外し、ネジ穴位置の中止にキリで下穴を開けていく。ただし石膏ボード用棚受けはピンで取り付けるため、ここはマークのみで下穴は開けない。

今回棚受けの棚板への取付けを優先したことで棚受けの壁面へのねじ込みはやりづらくなる。特に、間柱にねじ込まなければならないコーナー部は側面から10㎜程の位置にネジ込まねばならず作業性が非常に悪いため、下穴だけでなく一度取付け用のネジを使って仮締めを行い、下地にタップを切った状態を作っておく。このコーナー部の穴位置はインパクトドライバーはもちろん入らず、通常のドライバーですらグリップが壁面に当たるほど狭いため、ネジ込みは非常に作業性が悪い。力が入らないとネジ山をなめてしまうため、手回しで45度ピッチほどに少しずつドライバーを廻してネジを進めなければならない。少しずつ廻してようやく最後までネジ山を切ったら、再びネジを慎重に逆転させて取外し終了。この仮ネジを3か所処置するだけでSUSネジの頭を1本ダメにしてしまった・・・。

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なお石膏ボードに通常のネジで取り付ける部分は必ず下穴のみとしておく。石膏ボードはもろく破損しやすいため、ネジを何度も入れたり外したりすると、ボードに切られたネジタップが崩れてしまいネジが効かなくなるため、ネジ通しは最低限にする。

また石膏ボード用棚受けは、棚板重量を受けない状態で取り付けたいため、その棚受けだけは棚板から外した。

4-4.石膏ボード用棚受けの設置

壁面に罫書いたボード用棚受けの位置に棚受け単体で取り付ける。

 棚受けを罫書いた位置にセットし、その位置で仮留めするため養生テープで壁紙へ保定する。その状態で取付用のピン孔の開いた留め具(下写真の3本のピンの刺さっている小さな丸い部材)を棚受け固定具の穴へセットする。

次に留め具の孔へピンを差し、ハンマーで壁面(石膏ボード)へ打ち込んでいく。ピンが非常に細く、まっすぐに打ち込まないとすぐに曲がってしまうため、慎重に打ち込んでいく。1つの留め具に3本のピンがあるため、順次ピンを打ち込む。

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2つの棚受け、各4箇所の固定部へピン固定が終わったら、留め具に化粧カバーを取付けて終了。これだけなら簡単。

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4-5.その他棚受けの固定

まずコーナー用棚受けを固定する。

先に取り付けた石膏ボード用棚受けの上に棚板を乗せ、コーナー用棚受けの予め下穴とネジを切っていた穴へネジを締め込んでいく。事前に下地へネジを切っていたとは言え、非常に狭い場所にて力が入らないため、ネジ頭をなめないよう注意してネジを最後まで締めていく。

次に側壁の通常棚受けを固定する。

ここは石膏ボードへネジで固定するため、石膏ボードを損傷させないようネジを選定する。通常の木ネジの中でもネジピッチの大きい、粗いネジを選定した。

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側壁と背面の通常棚受けを同じように木ネジで固定して完了。

4-5.完成

下地の無い石膏ボードへの取付だが、複数の棚受けにより安定した棚板を付けることができた。棚受けだらけで少々見苦しいが、棚板が抜け落ちるよりは良いかと。

棚板の剛性も問題無く、非常にがっちりと取付けられました。

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念のため水平度を確認。据付後も水平度は問題無し。

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石膏ボードへの取付の耐久性は今から検証となりますが、まずは完成。しばし使ってみます。

イレクターパイプでのゴルフ練習用ネットの手作り製作

久しぶりの投稿です。

最近ゴルフにはまり、自宅の庭で素振りなどもしていたが、近所に野球のネットを作っている家もあり、ゴルフ練習ネットを作りたくなってしまった。

1.基本設計

 1-1.レイアウト計画

いつものように庭のレイアウトにゴルフネットのケージ(かご)の配置を計画する。

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我が家の庭はウッドデッキや家庭菜園などを作ってしまっているため、空いている場所は限られている。

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   <レイアウト計画図>(中央黄色の枠部にケージを組立)

 幅は、後述するが主柱を壁際に建てたいこともあり広めだが2.5mで設定。高さは高い方がクラブが当たらなくてよいが、これも後述する毎回の分解・組立が必要なため、施工性も加味して高さ2.0mとした。奥行方向はレイアウト制約から1.2mとしたが、ケージの中でスイングする訳ではないのでこれで十分。

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1-2.本体部材検討

ケージの大きさは1辺が最大2.5mあるため、それなりに強度のあるものをフレームにしないと強度が足りそうにない。素人でも加工組み立てができ強度のある部材として市販の「イレクターパイプ」を使うこととした。イレクターパイプは外面に樹脂がコーティングされたスチールパイプで、接続のジョイント類も非常に多種類作られており任意の形状に組み上げることができる。パイプも標準で外径28mmのため強度も十分あり、ホームセンターでも良く取り扱われており申し分無し。

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2.詳細設計

2-1.簡易な解体・組立の配慮

今回のレイアウトでの課題は、庭のど真ん中に設置せざるを得ないため、菜園等の通路を潰してしまうこと(広大な庭があればそんな心配は無用なのだが・・・)。そのためゴルフ練習を行う週末だけ組み立てて、平日は妻が庭を通行するために都度解体する設計をしなければならなかった。真四角のフレームを組んで常設できるのなら設計の苦労は何も無くただ組み立てるだけだったのだが、都度解体でき、使用時にも極力簡単に組み立てられるようにするためにかなり頭を悩ませることとなった。

上述のフレームのマンガ絵で青色のパイプは常設し、黄色のフレームは都度取外して組み立てるものとした。ケージの幅は機能的には2m程でも良かったのだが、そうすると主柱(縦のパイプ)が通路横になって通行の邪魔になり常設ができないため、敢えて幅を広げて主柱を壁際に常設させることとした。ネットも両側面のものはパイプに取り付けたが、天井と背面の物は都度解体した時に折りたたんでカーテンのようにまとめておくこととする。ただし都度組み立てるパイプへは完全固定でなく、都度外して簡単に取り付けられるようにせねばならない。完全固定部のジョイントはイレクターの樹脂ジョイントで接着固定をするが、都度取り外す部分は接着することはできない。初め、主柱上部のジョイントは樹脂ジョイントを採用したのだが、接着できない箇所は差し込みだけとなるため隙間があり、全体の剛性が不足してしまった。そのため一度取り付けた樹脂ジョイントを取りやめ、ボルト固定式のメタルジョイントに変更することした。(一度接着固定した樹脂ジョイントの取外しにはかなり苦戦したが)

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全体の剛性を確保し、ボールを打ち込んだ時の衝撃に対する安定性なども加味し、フレームの構造を検討。

ネットに向かって右側前方は家の壁面となりエアコンの室外機があるが、そこをまたぐ形でレイアウトしている。剛性を確保するために主柱①②の下辺も⑨のようにパイプで連結させたいが、室外機があり干渉するため断念。その代わりに背面側主柱①の後方に支えとなる補強部材⑩⑪を追加する。背面側下面①と③の下辺も連結させたいが、通路の障害となるためここも中止。

なお、実は初回設計では再組立性や剛性などの課題が生じたため、製作後に多くの改造を行いましたが、話がややこしくなるのでこの記事では最終形だけを記載します。初回設計での課題点や苦戦した経緯は参考に別記事で紹介するようにします。

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2-2.ネットサイズ

必要なネットのサイズを検討。

背面ネットは幅2.5m。主柱の高さは2.0mだがギリギリでは下から抜けていってしまう可能性があるため、20cmほどは余裕を取って高さ2.2mとする。従って2.5m×2.2m。

天井は幅2.5m×奥行1.2m。

都度解体・組立を行う簡便性のために天井と背面のネットは1体とするため、両者で2.5m×3.4mとする。

側面は幅1.2m、高さは背面と同様に2.2m。これを前後2面分必要。

 2-3.ターゲット

ボールは背面ネットに向けて打つため、毎回かなりの勢いでボールが当たる事となり、ある程度丈夫なゴルフ用ネットでも背面ネットだけは傷んでくる事が予想される。その都度大きな天井背面ネットを交換するのも経済的でないため、背面ネットの前にターゲットを置き、そこに打ち込む形とする。

練習用ゴルフネットには的の絵が描かれたターゲットが使われている事が多いが、大半の物は帆布製となっている。帆布は非常に丈夫なためターゲットとしては適しているが、住宅地の庭で帆布にゴルフボールを打ち込むと、バーンとかなり大きな衝突音が響くと予想されるため、帆布製は採用しない。

今回は衝撃を吸収して衝突音も無い「ネット」を背面ネットの前に吊り下げてターゲットとすることとした。

(ターゲット素材及びその取付構造は失敗あり)

 

3.ケージの組み立て

3-1・材料手配

 イレクターパイプやジョイントはホームセンターで扱っているため、必要量を整理して買い出しに出る。落ち着いて設計を完了させてから材料手配と組み立てを行えば良い物を、設計を行いながら買い出しと組み立てを進めたため、ジョイント等の部材の手配不足や設計変更等により何回もホームセンターに行く羽目になった。1日に数回行くこともあり嫁からは「ホームセンターに住んだら?」とまで言われる始末である・・・

 また、ケージに使用するネットは当然ゴルフボールが抜けてはいけない。市販でもゴルフ練習用ネットとして多くの物が販売されているため、主となる天井・背面用のネットにはゴルフ練習用のネットを購入。必要なサイズは2.5m×3.4mであるが、ピタリのサイズが売られているはずは無く、最も近いサイズが3m×4mであった。必要サイズに合わせてカットしようかと考えていたが、ネットを確認すると縁に丈夫な補強材が施されていたため、余材は飛び出し防止の重ねに用い、カットせずそのままで使うこととした。


 

 一方で我が家の物置には以前グリーンカーテンに使用した園芸用の大きなネットが残っていた。ダメもとで見てみると大きさは2m×3mが2枚。ネットの網目も25mm角でゴルフ練習用と同じで、ゴルフボールが通過することはなさそう。耐久性は十分ではないと思われるが、強く当たることの無い前後の両側面に使用するには問題ないと思われるため、ここに余り物の園芸ネットを流用することとした。こちらは必要サイズに合わせて大きさをカット。

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3-2.組立て

 イレクターパイプはジョイントを固定して組み立てていくだけなので、ここまでくれば後は簡単。解体不要な部分については樹脂ジョイントで接合して接着剤で固定していき、メタルジョイントはネジをレンチで固定していくだけ。

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パイプでのフレームが組みあがったら、そこにネットを取り付けていく。

取外し不要なネットはパイプにインシュロックで固定していく。取外し必要な箇所についてはリングクリップや網固定用のイレクタージョイントJ-38Aなどでパイプにネットを固定していく。側面と天井の接合部などはボールが飛び出していかないよう、ネットの余材を重ね合わせておく。

下の写真は打ち込む方向から見た写真。

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次の写真は背面ネットの裏から反対に見たもの(向こう側から手前に打ち込む)。

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全体の張りを整え、ターゲットを取り付けて完成。

 下の写真は暗いので少し見づらいですが、背面ネットの手前にもう1枚、ターゲット用ネットを付けています。なおこの写真は衝撃吸収のためにターゲットの4隅をゴムひもで繋いで取り付けたのですが、ゴムの弾性のためにネットに当たったボールが手前側に跳ね返ってきてしまい、またネットだけでも衝撃時の音はほとんど出ないため、最終的には普通のひもでぶら下げた形としています。

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4.後記

ボールは50球1000円のロストボールを購入。これで打ちっぱなしの練習場に行かなくても自宅で無料でゴルフ練習ができるようになりました。

なお住宅地では打った時の打球音は結構あります。アイアンなどのクラブのフェース面にウレタンを貼ったりしましたが、それでもそれなりに音は残ります。練習用のスポンジボールが売られているため、ご近所が近い方は最初からスポンジボールを使うことをお勧めします。

 
◆かかった費用

以下のように合計で約1.6万円。(ボールやスイング用のマット等は含まず)

市販でも簡易な練習用ネットは安価で売られています。取外し性なども考慮した結果ではありますが、これを安いとみるか高いとみるか。ただの真四角の常設ケージならもう少し簡単に安く作れるはずです。

我が家の庭には市販の物は設置困難なため、これが安価だったと思っています。

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エアコン室外機へ日よけカバーをDIY作製

灼熱の室外機

我が家で最も使用頻度の高いリビングのエアコンは南西に面した庭側へ置かれているため、真夏の昼過ぎの室外機は天板で目玉焼きができそうな程の灼熱となっている。

嫁さんが「室外機が熱くなってるからエアコンの効きが悪い。日よけを付けると良いらしいよ」と言うので、ホームセンターに行って見ると確かに色々な物が売られている。ただどれも中途半端にチャチなものが多く、ただの断熱シートだけのものを1000円位で売っているのもあるが、あれじゃ1年でボロボロになって使い捨てだな。他の物も樹脂製のため、真夏の紫外線浴びたら数年でパキパキに劣化しそう。しっかりしたものを自分で作るかな。

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日よけの設計

どうせ作るなら10年以上使えるしっかりしたものを作ろうと思い、最初はアルミか軽量鉄パイプを使って、我が家の室外機にピッタリの骨組みをがっちりと組み立ててカバーを付けようと思い、材料探しを始めていた。

通常どんなものが使われているのかNETで調べていると、室外機カバーのDIYでの注意事項として「室外機全体を覆ってしまってファンの排気を遮らないように!」ということが目に留まった。運転中の室外機を確認すると、実際に結構な勢いでファンから熱風が吹き出されていた。確かにこれを遮って熱気をこもらせてしまったら、効率Upどころか改悪になってしまうところだった。

まず骨材は、アルミ等が望ましいのだが組み立ての自由度が無いため、木材で作ることとした。雨風と日光にさらされることとなるが、防腐剤入りの塗料を塗って管理をすれば屋外でもそれなりの耐久性はあるはずなので、施工性を優先して設計と管理で寿命を延ばすこととする。

また全体の固定は、当初アルミ材などの骨組みを地面に突き刺してアンカーとする予定であったが、室外機全体を覆わなくしたため、ひさしを屋根のように室外機の上部に載せる形とすることとした。ただしある程度の強風でも飛んでしまうことの無いよう固定の方法を考えねばならない。市販品などにて、バンドでぐるっと室外機を抱き込む形のものもあるがバンドが目立ちそうなため、クランプ形式として室外機を挟み込んで留める形にする。固定強度は十分では無いかもしれないが、台風などの暴風時や夏場以外の時は取り外して物置にしまえるようにする。

この室外機は西日を受けるため、少しでも室外機前面への直射日光を遮ることができるようにひさしを斜めに取り付けて長く張り出す形とした。上述のように夏場以外は外して物置にしまっておくことを考え、大きな屋根材は台座に完全固定でなくネジで着脱可能とし、ばらして保管できるようにする。

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日よけカバーの製作

まず台座の製作。

我が家の物置には書棚を作った(*1)時の廃材がかなり残っていたため、その中から耐久性と安定性を考えて板厚25mmのパイン集成材で台座を作ることとした。

(*1):「鏡面仕上げの書棚作成」https://reikyonpp.hatenablog.com/entry/hondana

図面の形状に沿って鋸で台座板や連結板などを切り出した。加工面や表面をサンダーで軽く整える(所詮屋外仕様のただの日よけのため、書棚の時のような鏡面狙いでの研削はしない)。次に室外機を挟み込む抑え材も加工。こちらはt18材から切り出す。

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次に屋根材は(機能的にはt5mm位でも十分だが)耐久性を考え板厚12mmの板を選定。パイン材にするか悩んだが屋内の棚板でもないのでラワンべニアとした。ホームセンターにて既成寸法で450×900があったため、それを選定してカットを省略!

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塗料も屋外での使用のため耐久性を優先して油性を選定した。屋外木材用の防腐剤入り塗料とした。色は、現状の室外機に合わせた白が無難だが、周囲のウッドデッキに合わせてチーク色を選定。

屋根材はべニアのため表面の毛羽立ちが少なくない。ペーパーサンダーにて#120、#400で研磨し、更に塗装時の毛羽立ち抑制のために研磨後の板を一度水洗いしてべニア材の毛羽を浮かせた所で、再度研磨を実施。この状態でペンキを塗っていく。

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2度塗りしたところで、浮き上がってきた毛羽を紙やすり#400で研磨して落とし、再び塗装を繰り返す。

台座などの接合部は接着剤の浸透を良くするためにマスキングをしておく。(下写真はマスキングした塗装写真とマスキングを剥いだところ)

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 接合は2液混合の接着剤を使用。実は、接着強度もそれほど不要なため当初は普通の木工用ボンドを考えていたが、雨天で白く溶け出すはずのためさすがに適用中止し、2液混合タイプを使用した。なお長年の屋外仕様で接着剤が劣化しないか心配もあったため、接着剤で固定後、接合部は釘やネジで再度締結した。

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台座が出来上がったため、屋根材と仮合わせして固定ネジの下穴を合わせる。台座に合わせて屋根材へ罫書きを入れ、屋根材に下穴を開け、その下穴に合わせて台座に下穴を開ける。

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室外機への固定

室外機の上へ乗せる形としたため、多少の強風でも飛んでいかないようにしっかりと室外機に固定せねばならないが、今回台座で室外機を挟み込む形とする。室外機背面側はただの押さえ。正面側からボルトで締め込んではさむ。留めの部材にボルトの通し穴を開け、抑える力を受けられるようにナットを部材に埋め込む。M6のナットを埋め込むためのΦ12のザグリを入れる必要があったが、その径のドリルビットが無かったため、手持ちのΦ9ドリルで座ぐりをした後、娘の彫刻刀を拝借して穴を彫り広げナットを埋めた(涙ぐましい…)。

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 作成した留め具は2液接着剤で台座へ取り付けた後、更に釘を打ち込んで固定。通しボルトのある側は穴の横に釘を通すことで木材が割れそうな気がしたため、Φ1.2の真鍮釘の頭を切り落とし、落とした側をやすりで削って両釘として台座と留め具を固定した(接着剤も併用)。

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室外機の台座全体下面とボルトで挟み込む部分に傷つかないようゴム板を貼り、台座の完成。

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完成した台座を室外機へ乗せ、ボルトで締め付け。

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最後に屋根材を載せ、下穴位置を合わせて木ネジを締め込めば完成!

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もう少しひさしを伸ばしても良かったかもしれないが、まずまずの出来です。

真夏以外の時期は屋根材をばらして外して倉庫へ保管すれば10年は持つと思います。


 

デッキ前庭の小径にタイルでステップを作製

デッキ前の小径にステップを

我が庭のウッドデッキとお隣さんとのフェンスの間に狭い通路があるのですが、南に面している割にとても殺風景で、通るたびに残念な気持ちになってしまう。

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庭全体に芝生を植えたのでこの場所も芝生を広げて行きたいが、この狭い通路で決まった所だけ芝生を踏んで行ったら、間違いなくそこだけ芝が枯れてしまう。

芝生の拡張に合わせてこの小径(こみち)に華やかになるようなステップをあしらってみよう。

ステップのレイアウト

 デッキ縁とフェンスの間は有効幅で810mmしかない。まっすぐな通路では単調になるので動線を曲線にする。動線に合わせてタイルを配置し、フェンス側とデッキ側の間にわずかな花壇を作製するようレイアウトを設計。

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花壇の作成

まず花壇側作成のためにレンガを配置していく。

最初にフェンス側の花壇を作製。動線のRに合わせてレンガを配置。この時芝の生命力を甘く見ていて、小さな花壇のためはんぺんレンガを土の上に置き固めるだけにしてしまったのだが(下写真右側)、後で作り変える羽目になる(後半で説明)。

次にデッキ側の花壇を作製(下写真左側)。レンガは曲線を成形するのに良さそうな、近くのホームセンターで扱っていた「ガーデンブリックリトル」を選定。まずデッキ下の直線を配置。レンガ同士の固定はモルタルの代わりコンクリートボンドで接着することでかなり手間が省けた。下地を固めてラフにRの形状を描き、そこにレンガを順次配置しながらレンガ同士をコンクリボンドで固定していく。

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順次レンガを延長していき花壇を作製。 

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 レンガを配置し、土を投入して花壇の完成。

ステップになる踏み石も配置(レンガに合わせた色合いが気に入らず、後でタイルに変更するが・・・)。

先に完成したフェンス側の花壇にはヒマワリが育ってきた。

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 踏み石の周りに芝生を植生。

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 どれくらい経ったかな。芝生もしっかり根付いて綺麗な緑になりました。

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 通路踏み石の色合い変更

上の写真で一旦完成した通路ですが、根付いた芝生の緑と踏み石の薄茶色の組み合わせが気に入らず、色合いを変更することにしました。

せっかく緑が鮮やかだったため、緑に映える真っ白なタイルを選定。

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コーナー花壇の作成

最初の施工で角部のレンガを後回しにしていたため、そこも配置を行う。

タイルの動線に合わせてRを罫書き、レンガを配置するための下地を整地。

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今回レンガの施工はプレファブを採用。設置するRに合わせてデッキの上でレンガ同士を予めコンクリートボンドで接着して形状を作製。平らなデッキの上で並べて固定しておけばお互いのレベル合わせも現地で調整する必要も無く、非常に効率的です。ただしあまり繋ぎ過ぎると、重くなって自重に接着剤が耐えられなくなるので注意要。

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 形の出来上がったレンガを設置位置まで持っていって置くだけ。

(施工直後の写真が無く、下は数年後のためレンガの色合いがくすんでいる・・・)

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タイルの固定

最初の設置したタイルの固定が十分でなく、数年の使用でガタついてきたため、きっちりと基礎を固めることとした。

タイルを外し、基礎を掘り、バラスを投入、タンパーで転圧する。

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そしてモルタルでタイルを固定するが、タイル面の水平を調整するのにハンマーでタイルを強く叩くと割れてしまうため、モルタルを注入する前に十分にタイル面の水平レベルが出るようバラスのレベルを調整しておく。

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ハンペンレンガ花壇の改良

最初に作成したデッキ前フェンス側の花壇だが、土の上にハンペンレンガを置いただけで芝生とのエッジングにしていた。しかし芝の生命力はすさまじく、植生から数年経つとどんどん根を伸ばして広がっていこうとする。しかもその根が強く、置いただけの軽いハンペンレンガは芝の根に押されて、どんどん形状を変えていってしまった。

更に芝は高さ50㎜のハンペンレンガの高さを越して成長していき、こまめに芝刈りをしないとすぐに下の写真のようにレンガを芝が覆いかぶさるようになり、どこにレンガがあるのか良く分からないほどになってしまった。

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そのためハンペンレンガで作成していたこの小花壇も、周りに合わせてガーデンブリックリトルで作成することとした。
今度は芝の根に負けないようしっかりと基礎から作成する。

基礎を掘り、バラスを投入し、転圧してレベルを出す。

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 今回もレンガはプレファブで成形。事前にRに合わせてコンクリボンドでレンガ同士を接着しておき、今回は基礎へはモルタルで固定していく。

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順次互いのレベルを調整しながらレンガを固定していく。

今回花壇の土レベルが上がり、フェンス向こうのお隣さんに土が落ちていかないよう、フェンス側にハンペンレンガを配置するため、そのレンガと合わせるようレベル調整していく。
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 フェンス下ハンペンレンガを揃え、土を投入して完成。

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これで完成。

しばらくはノーメンテで行けるかな。

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OMEGAシーマスターとクロコバンドの色染め

シーマスターアクアテラとの出会い

社会人になって少しまともな腕時計をしようと、入社間もない20数年前に社内旅行で行ったタイでOMEGAシーマスターの入門編クオーツを確か8万円位で買い、ずっと使ってきました。傷だらけになるまで気兼ねせずに使い込み、時間の精度はずっと良く、故障も無く良い買い物でしたが、そろそろもう少し良い物を使いたいと次の時計を探していた時、ネットで下の写真に出会い衝撃を受けてしまった。

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OMEGAシーマスター アクアテラ コーアキシャル。

記事に書いてあった「most beautiful blue in the world」というコメントが忘れられない。元のシーマスターの文字盤もブルーであったが、この写真の美しさに魅せられ、アクアテラを購入してしまった。

実物はやはり美しかった。「most beautiful blue in the world」は伊達ではないと思った。ただシーマスターアクアテラのオリジナルはメタルブレス。これはこれでもちろん悪くはないが、革のバンドを探してみる。

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バンドの変更

交換用のバンドはピンからキリまで非常に多くの種類が扱われているが、ネットの写真に合いそうなワイン色のバンドを探した。元の写真にあった革はおそらくアリゲーターだと思うが、値段を下げてクロコダイルで購入。


 

 


微妙な色合いのためネットの画面の色と自分のイメージが合うか心配はしていたが、実際にモノが届けられて確認すると、やはり思っていたイメージと違って赤が強い色合いだった。下の写真のように美しいワインレッドの良い革だったが、50前のおっさんが仕事で使うにはちょっと違和感を感じていました。


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クイックチェンジの加工などをしてしまったため返品は出来ず、革の質はとても良かったのだが、少々残念な思いで1年ほど時々使用をしていました(販売店は何も悪くありません。購入決定をする前に再三確認がありました。私の問題です…)が、どうせ気持ちに無理して使う位なら色合いを変えてチャレンジをしてみようと、黒の靴墨を手に取りました。

 

 クロコバンドの色染

正直綺麗に色を変えれるとは思っておらず、ダメなら真っ黒にしてやろうとの思いで作業に着手。そもそも靴墨の色が表面処理済の革に乗るのか?

まずは薄めに靴墨を塗ってみる。

全然色が乗らない。

次にたっぷりと塗ってみる。

それでも全然乗らない。やっぱりダメ。幸か不幸か拭き取ったらきれいに拭き取れ、見事元に戻った。

やはりこのまま使うかと諦めて靴墨を靴のメンテ箱へ戻そうとしたとき、コバインキが目に留まった。

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これは靴のコバ、靴底のヘリの部分の色落ちを直すものだが、まぁ黒のマジックインクのようなもの。これなら塗れるかもしれない。ただし所詮ただのマジック。風合いが落ちるだろうな。半ば投げやりな気分で少し塗ってみる。

塗ってすぐに拭き取ると、定着せずに全部拭き取られて元に戻る感じだった。拭き上げまでの半乾きの程度によって色の定着度が変わるようだが、マジックのため完全に乾いてしまったらただの乾いた黒になってしまうため、半乾き時間を適度に調整して拭き上げていくと、意外にいい感じで色が乗ってきた。

下の写真、左は作業前、右は一度塗りの後。

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更に、革のしわの部分に色が乗るように調整してみると、だいぶシックな感じで出来上がりました。 

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時計にはめてみると、なかなかいい感じに仕上がりました。絶妙な色合いに自画自賛ですが(笑)、これなら気持ちに無理せず使えます。

ただ、この微妙な色合いを写真に撮るのが難しい。なかなか伝わないね~。結構いい感じに仕上がったのですが。

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しばらくはこれで使えます。

 

 

ポーチから庭への通路作成~第2章 施工10年後の改造(2019年7月)

門~庭への通路作成 第2章 レイアウト変更

 「外構は変化に富んでなければならない」

何かの本で読んだ外構デザインにおける基本事項。直線の連続など単調な作りにしてはいけないというもの。全くその通りだった。第1章での通路の施工にて、雨上がりもぬかるみの上を歩くことなく心地よく歩けるようになったが、直線状の踏み石配置に対し、10年経過して変化が欲しくなってきた。玄関周りの植樹を全て伐採してレイアウトが若干変わったのを機会に通路の配置に変化を与えてみることにした。

 下の写真はレイアウト変更前(家側防犯砂利との境界レンガを取っ払った後だが)。防草シートの隙間から草がたくさん生えてしまった。

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レイアウト

今回踏み石の動線にカーブを与えてみることにした。配置変更に合わせて、踏み石のピッチが700mmだったが、これから歳を取ることも考えて今回600mmに変更する。

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砂利洗浄

前回の小さな失敗だが、化粧砂利の下に防草シートを敷くまでは良かったのだが、踏み石やエッジングとの境界(接点)までは敷設不要と思ってシートの隙間が空いていたのだが、雨が降るとそこから土が流れ出し、化粧砂利の下層は泥だらけになっていた。そのため、今回踏み石の配置変更で砂利を一度どけないといけないが、その際に泥だらけの砂利を一度全て洗浄せねばならず、えらい大労働となってしまった。今回施工に際してはシートに覆われていない土の部分は露出させずきっちりとシールするように留意する。(下の写真は化粧砂利をどけた後の泥だらけの防草シート)

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下写真の上部の花壇の横の山は洗浄して仮置きしている化粧砂利。下の壁沿いの山は防犯砂利。

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踏み石の再配置

 一度施工した踏み石を再度外し、レイアウト図を基に再配置していく。

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 配置仮置きが完了したら、相互のレベルが合うように配慮しながらモルタルで固定していく。

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エッジング施工1

動線を曲線に変えた踏み石に合わせ、両サイドにレンガでのエッジングを施す。

まずレンガの選定。

最近家の近くのホームセンターで扱っているレンガの種類が激減していたため、どこでどういうレンガを選ぶか悩んでいたが、家から車で1時間程の距離のホームセンター(ハンズマン)に非常に多くの種類のレンガが扱われていることを聞き、早速見に行くと本当に数十種類のレンガがあり、ようやく選定することができた。周囲との取り合いで小型のレンガが適正であったたため、150mm×75mm×40mmの新燃岳レンガをチョイスした。

まずお隣さん側のエッジングは小花壇とするため、通常の施工を行う。設置位置を決め、隣との境界ブロックとレンガの天板レベルを合わせるように基礎レベルを調整し、バラスを投入、タンパーで転圧していく。

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バラス処理が出来たら順次レンガをモルタルで施工していく。最端部は形状を合わせてレンガをディスクグラインダーでカットし取り付ける。

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今回踏み石側に合わせて一定の距離を空けるようにレンガの位置をセットしていったが、エッジング単独での形状を配慮していなかったため、直線的な部分もあってしまい、形状は失敗・・・。気づいたのがモルタルでの固定を全て終わった後のため修正できず、後悔の残る形状になってしまった。慌てて施工するものではありません。

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防草シート処理

先に述べたように、前回施工の際の防草シートは隙間が多く土砂が大量に流れ込んでしまっていたため、今回は防草シートをシール処理する。

なお前回施工していた緑色の防草シートはデュポン製のザバーンという安くない防草シートでしたが、非常に耐久性があり、10年間泥に埋まっていた状態だったが、表面の毛羽立ちや汚れの付着はあるものの、機能的には全く問題なく、今回も再加工して接合するなどして再利用することができた。一方でザバーンが不足しために近くのホームセンターで購入して使っていた編み込みの防草シートは端部がほつれてボロボロになり、編み目もほどけて雑草が生えてくるなど全く再利用に耐えられない状況で、長く使うものは多少高価でも良い物を使った方が良いと痛感しました。


 

シート同士を最初は釘などで打ち込んで接合していたが隙間が生じて泥が流入してくるため、シートの接合部は樹脂用セメダインで接着させていった。また踏み石や壁面などとの接合部で隙間が生じる部分は屋根の防水用コーキング材でシールを実施した。

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エッジング施工2

壁際のエッジングには防犯砂利を投入する。通常のレンガ施工はバラスを投入して基礎固めをした後にモルタルを練ってレンガを設置していくが、先に防草シートを処理しているため、簡易施工とするためにモルタルを使わず、コンクリートボンドにてレンガを防草シートへ接着することとした。シートに乗せているだけに近くレベル調整は出来ないため、予め転圧して下地レベルをしっかりと出しておく必要がある。その上でコンクリートボンドでシートとレンガ、レンガ同士を固定していった。ただし下地が微妙にフラットでない場合レンガの角度もそれに倣ってしまうため、ボンドが固着するまではクランプを使用して両隣との固定を行っていった。

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 庭側のエッジングも同様に施工。

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こうしてエッジングレンガの施工と防草シートの処理が大体完成。

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庭の物置前までも同様に防草シート処理を実施。

なお元の防草シートが足りなくなったため以下追加で手配。編み込み型のシートは耐久性無く失敗だったため、ヂュポンとまでいかないが耐久性のありそうなものをチョイス。本当に耐久性があるかは10年後のお楽しみ(いや5年で分かるかな)。


 

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化粧砂利を戻して完成のつもりが、改造前に対して化粧砂利の面積が増えたようで砂利が足りない。10年前に砂利を買ったホームセンターに行くと同じものが売っていた。

クラッシュぺブルのミックスとホワイトをブレンドしていたので同じように調達。今回10㎏袋を15袋投入して完了。昨年秋から施工開始して、北風の拭きすさむ冬場は中断したが、半年越しの改造工事がようやく完了しました。

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