れきょぱのDIY紀行

DIY記録を書いていきます。誰かの参考になると幸いです。

 

OMEGAシーマスターとクロコバンドの色染め

シーマスターアクアテラとの出会い

社会人になって少しまともな腕時計をしようと、入社間もない20数年前に社内旅行で行ったタイでOMEGAシーマスターの入門編クオーツを確か8万円位で買い、ずっと使ってきました。傷だらけになるまで気兼ねせずに使い込み、時間の精度はずっと良く、故障も無く良い買い物でしたが、そろそろもう少し良い物を使いたいと次の時計を探していた時、ネットで下の写真に出会い衝撃を受けてしまった。

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OMEGAシーマスター アクアテラ コーアキシャル。

記事に書いてあった「most beautiful blue in the world」というコメントが忘れられない。元のシーマスターの文字盤もブルーであったが、この写真の美しさに魅せられ、アクアテラを購入してしまった。

実物はやはり美しかった。「most beautiful blue in the world」は伊達ではないと思った。ただシーマスターアクアテラのオリジナルはメタルブレス。これはこれでもちろん悪くはないが、革のバンドを探してみる。

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バンドの変更

交換用のバンドはピンからキリまで非常に多くの種類が扱われているが、ネットの写真に合いそうなワイン色のバンドを探した。元の写真にあった革はおそらくアリゲーターだと思うが、値段を下げてクロコダイルで購入。


 

 


微妙な色合いのためネットの画面の色と自分のイメージが合うか心配はしていたが、実際にモノが届けられて確認すると、やはり思っていたイメージと違って赤が強い色合いだった。下の写真のように美しいワインレッドの良い革だったが、50前のおっさんが仕事で使うにはちょっと違和感を感じていました。


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クイックチェンジの加工などをしてしまったため返品は出来ず、革の質はとても良かったのだが、少々残念な思いで1年ほど時々使用をしていました(販売店は何も悪くありません。購入決定をする前に再三確認がありました。私の問題です…)が、どうせ気持ちに無理して使う位なら色合いを変えてチャレンジをしてみようと、黒の靴墨を手に取りました。

 

 クロコバンドの色染

正直綺麗に色を変えれるとは思っておらず、ダメなら真っ黒にしてやろうとの思いで作業に着手。そもそも靴墨の色が表面処理済の革に乗るのか?

まずは薄めに靴墨を塗ってみる。

全然色が乗らない。

次にたっぷりと塗ってみる。

それでも全然乗らない。やっぱりダメ。幸か不幸か拭き取ったらきれいに拭き取れ、見事元に戻った。

やはりこのまま使うかと諦めて靴墨を靴のメンテ箱へ戻そうとしたとき、コバインキが目に留まった。

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これは靴のコバ、靴底のヘリの部分の色落ちを直すものだが、まぁ黒のマジックインクのようなもの。これなら塗れるかもしれない。ただし所詮ただのマジック。風合いが落ちるだろうな。半ば投げやりな気分で少し塗ってみる。

塗ってすぐに拭き取ると、定着せずに全部拭き取られて元に戻る感じだった。拭き上げまでの半乾きの程度によって色の定着度が変わるようだが、マジックのため完全に乾いてしまったらただの乾いた黒になってしまうため、半乾き時間を適度に調整して拭き上げていくと、意外にいい感じで色が乗ってきた。

下の写真、左は作業前、右は一度塗りの後。

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更に、革のしわの部分に色が乗るように調整してみると、だいぶシックな感じで出来上がりました。 

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時計にはめてみると、なかなかいい感じに仕上がりました。絶妙な色合いに自画自賛ですが(笑)、これなら気持ちに無理せず使えます。

ただ、この微妙な色合いを写真に撮るのが難しい。なかなか伝わないね~。結構いい感じに仕上がったのですが。

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しばらくはこれで使えます。